スターリンク、海外での需要増加により一部地域で新規受付停止
スペースXが提供する衛星インターネットサービス「スターリンク」は、海外の一部地域で需要が供給を上回り、新規ユーザーの受付を一時停止しています。
一部地域での「売り切れ」表示
スターリンクの公式ウェブサイトによると、特定の地域では「売り切れ」と表示され、新規ユーザーの受付が制限されています。
ROAMプランの利用とその制限
これらの地域では、レジデンシャル(固定)プランの利用が難しく、代替として「ROAM」プランの契約が推奨されます。ROAMプランは、移動中の利用を想定したサービスで、国内外を問わず旅行中に利用可能です。
しかし、ROAMプランにはデータ容量や速度に関する制限があります。例えば、月額6,500円の「ROAM 50GB」プランでは、50GBのデータ容量が提供され、月額11,500円の「ROAM無制限」プランでは無制限のデータが利用可能ですが、一定の使用量を超えると速度制限が適用される可能性があります。
日本国内でのスターリンク利用状況
日本国内でも、スターリンクの提供エリアは拡大していますが、将来的に地域によってはサービスの利用が制限される可能性があります。制限前に導入されている方はそのまま使い続けることができますが、一時的にサブスクリプションを解約(ROAMの一時停止とは別)している方は、混雑時にはレジデンシャルプランのまま契約を再開できない場合があります。また、現時点で日本国内では地上で移動しながらスターリンクを利用することはできません。
最新の提供エリア情報やプラン内容については、スターリンクの公式ウェブサイトで確認することをおすすめします。
関連情報
アイキャッチはスターリンク公式サイトの利用可能状況マップのスクリーンショット(2024年11月19日)