KDDIとワイヤ・アンド・ワイヤレスは、2023年夏から山小屋での通信サービス「山小屋Wi-Fi」を提供すると発表しました。このサービスは、高速・低遅延の衛星ブロードバンドインターネット「Starlink」をバックホール回線として利用し、電波の届きにくい山小屋の通信環境を改善することを目的としています。サービスは、登山アプリ「YAMAP」を運営するヤマップと協力して提供されます。au加入者は無料で利用でき、au利用者以外の利用料は、24時間につき780円です。白馬村振興公社が運営する八方池山荘で2023年5月29日から先行提供が開始され、今後、順次使用できる山小屋を拡大していく予定です。
参考URL：KDDI｜衛星ブロードバンドStarlinkを活用した「山小屋Wi-Fi」提供開始
注釈:
- KDDI: 日本の大手通信会社で、携帯電話サービス「au」を提供しています。
- ワイヤ・アンド・ワイヤレス: KDDIグループの会社で、Wi-Fiスポットの提供などを行っています。
- Starlink: スペースXが運用する衛星インターネットサービスです。
- YAMAP: 登山者向けの情報共有アプリです。
- 白馬村振興公社: 白馬村の振興を目指す一般財団法人で、八方池山荘を運営しています。
